生き方の哲学

こんばんは、森川です。

 

ネパールにてボランティア生活を送っています。

 

今日のネパールは、日本でいうこどもの日のような祝日らしく、孤児院の子供達は、外部の団体と協働して、子どもの権利を訴える活動に参加していたそうです。

(街中で踊ったり、メッセージを書いたプラカードを持って行進したり) 

 

ただ、ホスト団体から僕らボランティアは参加を認められなかったため、今日は1日のほとんどを同じ孤児院でボランティアをしているリトアニア出身のノルブと過ごしていました。

 

 

午前中は子供達を見送ったあと、ノルブの生き方の哲学に耳を傾け、午後は一緒にパシュパティナートに観光に行きました。

 

今日はそんな彼から刺激を受けたという話です。

 

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ノルブに関して、僕が感じていることは、

ただ純粋に格好いい、尊敬できる人

ということです。

 

彼は空手の元リトアニア代表らしく、ワールドチャンピオンシップに出場していたほどの腕前で、ムキムキのマッチョです。

多分僕が人生で出会った人の中で1番強いです笑笑

 

加えて、哲学・民俗学に精通しているという面も持ち合わせています。

 

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さて、彼と話していて、彼の哲学に触れ、感銘を受けた言葉。

 

"Be the hero, be the fucking hero”

 

響いた。

 

誰もが自分自身のストーリーを編みながら生きている。

そのストーリーの中で、ヒーローになること。

 

この言葉が自分に響いた背景には、これが発せられた文脈や、それまでの話からの積み重ねがあるだろうから、伝えきるのは難しい。

 

ただ、なんだろう。

格好いいと思った。

 

自分には、自分の人生を力強く彩ろうとする意志が足りないと思った。

 

それでも、自分もがむしゃらに、自分というストーリーの中で、ヒーローたる自分を感じたいと思った。

 

 

振り返ってみれば、僕は自分について内省する際に、"自分"を暗闇の底に置いて、外側から眺めていることが多い気がする。

 

"自分"に光を当てられていないと思う。

 

光の中を歩む自分を、愚直に信じたい。

 

そう思った。

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事始めとして。

 

僕は、僕に今できることをする。

僕に今できることを探し続ける。

 

まずはここ、ネパールでの残り2週間ちょっとで、自分だからこそできることを見つけたと思う。

だから、それに力を捧げる。

 

悩み抜いた、苦しかった3週間だったけど、ここからは前を向いて、灯の点った道を走る。

 

 

そして、今一度、ここに当たり前に暮らす人々が、何を思い、どんな生活を送っているのかということに、もう一度向き合う。

 

そんな風に、残りの時間を過ごします。

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色々な自己分析サイトで自分を分析してもらってきて、いつも言われるのが、

傾聴力だとか、人の意見に共感しやすい

とかなんとか。

 

やはり、自分にとっては、人から話を聞くことが、大きく自分をレベルアップさせるチャンスのようだと思った。

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