誕生日の月
こんばんは、森川です。
現在ネパールの孤児院、Possible Nepalでボランティア生活を送っています。
今日から6週間中の、第5週目がスタートです!
今日は、孤児院で生活する子供達の中のひとり、ミッソンの誕生日でした!
夕方、ケーキとリンゴとバナナで彩られた卓を囲み、誕生日パーティーが開催されました。
バースデーソングを歌い、ケーキを食べ、はしゃいで、楽しかったです。
誕生日の楽しさは、どこにいようと変わらないんやなと感じる瞬間でした。
因みに昨夜、眠い目をこすりながら作った折り紙でのHAPPY BIRTHDAY アートが喜んでもらえてよかったです。笑笑
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話題変わりまして、
今日の昼間は、ネパール滞在第2週目にもお会いした滝沢さんとお会いしていました。
ボダナートを訪れ、その後ご飯を食べながら色々なお話をさせて頂きました。
ボランティアの話、ネパールの話、メディアの話、価値観の話などなど
楽しかったです。
たくさん考えさせられる時間でした。
僕の考え、この4週間で感じてきたこと/変化を口に出すことで、自分自身改めて気づかされることも多々ありました。
本当にありがとうございました😊
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学びをまとめよう。
大きく思ったとこととしては、やっぱり来てみないとわからないことってたくさんあるなということ。
当たり前のことだけど、でもそれを実感するこれまでだったなと思います。
例えばメディアの情報を見て、例えば図書館の統計資料を見て、ネパールという国は貧しいと結論づけることは、果たして正しいだろうか。
日本の水準と比べたら、僕らの生活と比べたら、相対的に貧しいと思ってしまう。
しかし、実際ここに来てみたら、そうでもない。
みんなちゃんと食べているし、寝るところがあるし、着る物もある。
もちろん一概に豊かだとか、余裕があるとは言えないけれど、ここにはここの生活がある。
自分達と一見違う生活をしているからといって、それを自分の視点から見て、可哀想だとか、大変だとか、結論づけるのは早急だろう。
日本のお母さんが、家計が大変だと必死にやりくりしている様子の方が、どちらかというと重なるなと思う。
そしてその中で、自分が本当に出来ること/自分がすることを求められていることを見極めないと。
これがすごく難しい。
難しかった。
でも、
細かいことからでも、自分にできることをしよう。
孤児院のメンバー達と、こうしていこうと考え、巻き込んでいくにはどうしようか。
こんなことを考えて、日々生活している自分がいることに気がつき、この視点はここで生活を共にしなければ得られないものだったろうと思った。
もうひとつ、他人の価値観を受け入れる姿勢/理解しようとする姿勢はここに来て獲得したものであると思う。
孤児院の院長の方針に疑問を感じていたけど、でも院長の視点に立てばこういう考え方もできるよな、
というような、他人の感情を考えて結論を出そうとする姿勢。
それを意識できているなと思う。
そして、一緒にすること、つまり、自分の行いから、孤児院のメンバー達が、自発的に活動を行えることが理想だと思って来た。
それに関して、最近小さな喜びがあった。
物を大切にすること/環境を整えること
を意識して欲しくて、色々やってきた。
その中のひとつとして、
靴/スリッパを揃えまくる
ことをしていた。
各部屋を通りがかる度に、とにかく脱ぎ捨てられた方達を揃えるという地道な活動。
ずっと続けてきた。
そして最近、子供達が自発的に靴を揃えて置いていることが何度かあった。
嬉しかった。
ものすごく小さなことだとは思うけれど、
ひとつ意識を持ってくれたのかなと思うと、頑張ろうと思えた。
最近そんな感じです。