手紙
こんばんは、
森川です。
あと明々後日には帰るんやなぁという現実離れした思いが忍び寄ってくるこの頃です。
今日は、手紙プロジェクトのメイン、子供達に日本の中学生たちへの手紙の返事を書いてもらいました。
このプロジェクトに期待していることとしては、
1. 孤児院の子供たちに対して
外の世界とつながる経験
自分が手紙をもらったと認識する機会
2. 日本の中学生たちに対して
途上国に対する知識を深める機会
支援のあり方を考察する機会
実際に行動を起こす経験
3. ネパールの孤児院/学校に対して
必要な物資の提供
ロングタームの関係構築
があります。
子供達とずっと過ごしてきた中で、数々の言動から、この孤児院-学校という狭い世界の中で生きてきた彼ら心の奥底には、もっと広い世界への渇望があることを感じていました。
・朝から晩まで孤児院で働いている僕に、つまらないと感じないのと聞いてくる子供達
・all japaneseにも関わらず、僕が持ってきた地球の歩き方を食い入るようにキラキラした目で眺めている子供達
・手紙を発見した際、なんて書いてあるのか、教えて教えてと、せがんでくる子供達
などなど
実際に手紙を書いてもらって、その光景を見て、
やってよかった
と実感しました。
すごく楽しそう。
何を書くべきなのか照れながらも、それでも嬉しそうに、受け取った手紙をじっと読み込んで、一生懸命描いてくれる子供達。
全員がしっかり、時間をかけて、個性豊かな手紙を書いてくれました。
こんなに夢中で取り組んでくれるとは、予想以上でした。
多分、これまで世界各国から訪れるボランティアと関わってきて、たくさん貰うことはあったのだろうけど、自分たちから何かを届けるという経験は、ほとんど無かったんだろうなぁ。
受け止めた。
責任持って届ける。