配達人

久々のこちらのブログへの投稿です。

 

何故か

 

 

明日、帰国からおよそ1年半を経て

僕のこのボランティア研修がようやく終わる。

 

 

ネパールの孤児院で偶然見つけた、日本の小学生からの手紙。

 

それを、明日、届けにいく。

 

ただ届けるだけではなくて

そこに込められた思いを伝えてくる。

 

 

 

ようやく、この時が。

 

 

ずっと肩にのしかかっていたこと。

手紙に込められた想いと

手紙を書いてくれたときの表情を思い、

届けられていない自分をどこかでずっと嫌悪していた。

 

 

いろいろな偶然が重なって

明日遂に、届けられる。

 

 

なんていう感情なのだろう。

 

感じたことのないもの。

 

 

僕は、明日何を思うのだろう。

何を語り、どう感じるのだろう。

 

 

あの2ヶ月の研修を経て感じたことを

素直に、等身大で伝えてこよう。

 

 

明日を迎えるに当たって、

当時のノートや、ブログを見返した。

 

 

 

あの2ヶ月間は僕が行き方を考える上で

この上なくかけがえのない日々だった。

 

 

沢山の人に支えられて、

自分を見えていないことに気がついて

 

行動することの大切さに気がついて

 

自分のしょぼさに気がついて

 

たくさん悩まされたし

たくさん葛藤したし

たくさん絶望したけど

 

あの2ヶ月間があったから今自分はこうして生きている。

 

 

今残っているのは

あの時ネパールに渡って良かったという想い

そして、あの日々の中で書き連ねた言葉たち。

 

あの言葉たちが今でも自分を昔の感情に連れて行ってくれる。

 

どうしても思い出せない感覚に

もどかしさを感じることばかりではあるけれど

 

光景は目に浮かんでくる。

 

目に浮かぶ光景から、その当時と同じものかはわからないけど

何かいつもと違う感情が湧き起こってくる。

 

 

失ったものは多い

でも、また創り出せるものも多い

 

 

書き留めることの意義

自分を知り、自分の可能性に気がつく

 

自分を切り取り、自分が大切にしたいかけがえのない思いを心に残しておいてくれる。

 

 

 

 

そんなことを喋るために僕は明日、手紙を届けにいく。

 

 

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