1週間の振り返り

実はブログの名前を変えました笑

 

今日はここPossible Nepal

www.possiblenepal.org

でのボランティア生活が始まってちょうど7日目ということで、この1週間を総括致します。長めです笑

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1. 仕事内容に関して

2. ネパールでの生活に関して

3. 自分自身の心境

4. これからに関して

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1. 仕事内容に関して

まずはタスクのまとめ。

a. 孤児達の生活補助

孤児院で一緒に暮らす中で、一緒に遊んだり、ご飯を食べたり、学校へ見送りに行ったりしています。

 

b. Teaching

子供達の宿題タイム(1日に朝晩計4時間ほど)では、勉強を教えたり、教えてもらったり(笑)しています。

英語で数学やらネパール史やらを開設しようとするのはかなりチャレンジングな経験です。

因みに子供達は2時間も集中していられないので、疲れてくると僕にネパール語を教えることでリフレッシュしています。ありがたい。

 

c. 広報

SNS上でPossible Nepalの活動を認知してもらおうと広報しています。

していますと言えるほどできていませんが...

これから孤児院のSNSアカウントも扱わせてもらえるそうです。

 

d. ファンドレイジング 

6週間で1190ドルを集めることが目標です。

クラウドファンディングに手を出し始めていますが、なかなか捗っていません。

あーーーー。

勉強中です。

SNSでの発信力って大切ですね。現在発信することへ時間を割くようにしています。

 

e. 雑務

これは今週はしませんでした。

ただ、孤児院の壁にペンキを塗ったり、壊れている色々なものを修理したりするそうです。

 

この1週間の比重は、

Teachingと子供達との触れ合いが主であり、時点にSNSでの活動といった感じです。

ただ、思考時間としては、圧倒的にファンディングが占めています。

 

ーーー因みに、僕はこの孤児院に、アイセックという団体のプログラムを利用して来日しています。日本のアイセック支部のマネージャーと、ここネパールのアイセック支部のマネージャーに支えられて活動しているという現状です。

(アイセッカーでない人のために少し説明)

 

次に、この1週間のスケジュールを。

火曜日:

昼にネパール到着。グローバルWiFiが全く繋がらず、連絡が取れなくて日本のアイセックの皆様には多大なるご心配をお掛け致しました。申し訳ございません🙇‍♂️

この日は夕方に孤児院に到着し、いきなり子供達とサッカーをし、勉強を教え、一緒に晩御飯を食べました。

 

水曜日:

朝のteaching timeと登校補助のあと、子供達が帰ってくるまでは休憩をいただきました。

孤児院の周辺を歩いて周り(何にもない!ネパール人でも驚くほどの田舎だそう)、孤児院で働いている16歳の青年ジャネンドラ(名前かっこいい)と広場で子供達のサッカーの試合を観戦しました。

子供達帰宅後は、フリータイムを共に過ごしたのち、勉強を教え、ご飯を食べ、寝ました。

 

木曜日:

朝と夕方はいつも通り。

ただ、この日から具体的な仕事内容(ファンドレイジング )を言い渡され、SNSでの発信と、ファンディングについて学び始めました。

 

金曜日:

アイセックネパール支部にて、Incoming Preparation Seminarがあり、ネパールの生活や、歴史を学び、目標設定をしました。

あたふたと始まったボランティア生活であったので、改めて、始まったんだなと感じられる瞬間でありました。

そのあとは、アイセックネパールのマネージャーであるジービカと、もう一人のアイセッカー、パリナと一緒に、カトマンズ市内を観光しました。

色々な宗教建築を巡り、市場を見、洗剤を買って帰ってきました。

市内からバスで1時間以上かかるという田舎の孤児院での生活を送っていた僕にとって、最高のリフレッシュになりました!!

ただ、ネパールのバス事情にはびっくり。

トムクルーズ並みの飛び込み乗車をこなし、ちょっと満足気な面持ちであったに違いない笑

 

土曜日:

この日もまたジービカと、そしてその家族と観光に行きました。

場所はJhor Mahankalというところだそう。

ネパール人にとっても、最近話題になってきた観光地らしく、ガイドブックにも載っていない!

そんな秘境で最高の時間を過ごしました。

いやー、本当によかった。素敵な場所でした。

 

日曜日:

この日はお祭りもあり、孤児院の子供達を過ごしました。

朝はヒンドゥー教寺院を訪れ、頭におなじみの赤いマーク、右腕には神聖な紐をつけてもらいました。

昼は彼らと壮絶な遠足を行い(日本だったらモンスターペアレンツが絶対に黙っていない過酷な道のり)、そして夕方はサッカーしました。

快眠できた1日でした。

 

月曜日:

今日です。

朝は孤児達が通う学校を訪れました。そこで学費の寄付を行ったあと、校長と会談しました。

率直に意見交換をさせてもらって、すごくいい時間でした。

その後はいくつかのクラウドファンディングサイトにてとりあえず申請してみたのち、今に至るという感じでございます。

 

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2. ネパールでの生活

ここでの生活は、最初から驚かされてばかりです。

空港に降り立っていきなり、空港設備の貧弱さに驚き、トイレの汚さに辟易し、届かないWiFiに絶望しました。

空港を出ると孤児院までの車道、渋滞はひどい、空気は汚い、少し道が空いたら空いたでハリウッド並みの爆走。怖かった。

孤児院に着いたらついたで、トイレ&シャワー&洗濯場合同の洗面所に抵抗を覚え、裸足での生活に不安を覚え、飛び交うネパール語に覚悟を覚えました。

 

不便。

これに尽きる。

 

特にこの孤児院があるところは、ジービカ(ネパールのマネージャー)すら、あんなところでの生活は信じられないというような場所。

 

はあ、と思った。

 

でも、1週間過ごしてみて、なんだかんだ慣れるものだなあと。

もう慣れました。

 

この村は不便だけど、文明が行き届いていない分、ネパールでの伝統的な生活が生き残っている。だからこそ、感じられるものもあるなと。

悪くない面もたくさんあります。

 

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3. 心境

 

なんだかんだ1週間経っちゃったんだなという気持ちです。

6週間って短いのか長いのかよくわかりません。

 

6週間を前にすると、あまりに長いと思える。(正直)

でも、今振り返ってみると、あっという間の1週間だった。

 

ここで何かを成したい、何かを見つけたいと思ってやってきたけれど、今の所何も成し遂げられていないと感じる。

そして、それをするための方法も、やっぱり見つかっていない。

 

だからこその焦りがある。

 

対して子供達が学校に行っている間は、こんなことをしていていいのかと感じることもしばしば。

 

昼の時間(6時間くらいある)、SNSを動かしているか、ファンディングのアイディアを考えている。でも、ずっとこの街から隔絶した村の中で気晴らしもなくネットに向き合っているのはしんどい。

それに、これに6時間もずっと費やしてはいられない。

 

でも、何か活動を起こそうにも、街に繰り出すにはあまりにもアクセスが悪い。

だからこそ、することがないと感じる瞬間がかなりある。

 

実際には、ファンディングもうまく行っていないし、すべきことはあるんだろうけど、例えば図書館でネパールの社会や制度を勉強するとか、社会貢献活動をしている方のところを訪れるとか、環境要因から、そういったことをするような時間はない。

 

どうしたらいいのだろう。

少なくとも、何もしていない時間を作りたくはない。

 

これからの時間の使い方は、慎重に組み立てないといけない。

さもないと、ある程度の満足感でこの残りの時間を過ごすことになるだろう。

 

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4. これからに関して

 

これからは、本格的にファンドレイジングをしていく。

それに伴って、第一にすべきことは、ここネパールについてもっと知ることだと思う。

ここでソーシャルワークに励む人たちや、子供達と話していて、当然かもしれないけれど、日本での考え方はうまく通用しないだろうと感じる。

 

だからこそ、ファンドレイジングをするにも、それ以上のことをするにも、

まずはここについて知らなければ。

 

そのために何をするのかを、早急に見定めなければ。

 

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