片付けるということ
こんばんは!森川です。
ネパールにて。
今日でボランティア開始から9日目!
今日は朝晩いつも通りに過ごしましたが、昼間は孤児院の掃除をしていました!
課せられたタスクは、
今後行うペンキ塗り直しのために、ヤスリでひたすら窓の桟を磨くこと!
ここに来てなかなかの肉体労働でした笑
ヤスリでひたすら磨くという作業は、終わりが見えない辛さを抱えながらも、一定の満足感をもたらしてくれるものでした。
一角を磨き終わった後の右手中指の痛みは、自分の頑張りを象徴しているようで、なんだか心地が良かった。
その後は、子供達の勉強部屋の大掃除を勝手に行いました。
正直、勉強するに相応しい環境とはお世辞にも言い切れないなと感じていたので、この機会に掃除できて良かった。
ただ、一つ問題提起が。
こっちに来てから、子供達と触れ合って感じることとして、"片付ける" "整えておく" という意識が、見られないということがあった。
日本なら、使ったものは元あった場所に片付ける、ゴミはゴミ箱やゴミ袋に入れるといったことは当然だけど、ここではそうではない。
だからこそ、本棚はぐちゃぐちゃだし、ペンの先が床に転がっているし、紙屑も放ってあるしと、カオス。
でもこれは、
日本とネパールの対比
ではないだろう。
以前訪れた他のネパールの方の家はきちんとしていたから。
僕らなら当然持っている片付けるべきという思いを、持っていないのはどういうわけか。
"物を大切にする"
という意識が足りないと思う。
いや、意識はあっても違う形を取った結果としてこれがあるのか。
少なくとも、文化とか、価値観の押し付けだとか、そんな難しいことを考えるような事案ではない。
ただ、部屋は清潔で綺麗な方がいい。
それは自明。
だから、院内環境美化は、ひとつこれから取り組んでいく。