もったいない

こんばんは、森川です。

 

現在ネパールの孤児院でボランティア中です。

 

昨日のブログのタイトルは観光計画を立てるでした。

バクタプルに行く計画を立てていました。

 

結論から言うと、行きませんでした。

デモがあったらしく、学校が休みになったため、子供らをみて欲しいと言われたからです。

 

バクタプルには明日行きます。

明日はお祭りのようなので、ちょうどよかったかなとは思います。

 

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ところで、今日は考えること/考えるきっかけを作る出来事が多かった。

 

今日一つやって欲しいとお願いされたことに、子供達の似顔絵を飾るという活動がありました。

 

外から訪問された方のために、誰が今ここに住んでいるのか、パッと見えるようにしたいとの狙いからです。

 

そこで似顔絵を見せてもらうと、”すごい”。めちゃくちゃうまい。

子供達全員分の、リアリスティックな鉛筆画でした。

 

デンマークの画家の方が書いてくれたそう。

 

どのように飾るべきか色々と苦心しましたが、言われた通り台紙に糊付けすると液体のりのダメージがすごいしなあと思い、結局紐をカーテン状にかけてそこに吊るす方式を選択しました。

 

子供達に絵を見てもらって、飾っていると、すごく楽しそう。でも反面少し恥ずかしそう。笑

面白い感じになりました。

 

絵も傷める事なく、いい感じやなと思い、ちょっと満足しました。

 

 

その後、残念な出来事が。

少し時間が空いて、戻って見ると、

 

”絵に落書き” 

”絵がくちゃくちゃ”

 

はあ。

 

怒りとか、苛つきとかじゃなく、失望した。

 

 

そうか。そうだったなと思った。

 

この事態を予測して飾り付けを考えられなかった自分。

ものをぞんざいに扱う子供達。

美しかった肖像画

これらに失望した。

 

 

ものを大切にしない行為、自分のものに責任を持たない行為は、ネパールに来てから頻繁に見て来た。

(もしかしたら、着目していないだけで日本にもそんな一面はあるのかもしれないが)

 

今朝も、1階のゴミ袋に向かって、平気で2階からゴミを投げ捨てる院長に注意をしたばかりだった。

 

 

自分を不快にさせている一番の要因はなんだろうか。

 

とにかく、この肖像画事件に関しては、院長と話し合った。

そして、明日朝ミーティングを開くから、そこで言ってくれとのことになった。

 

 

自分が何を伝えるべきなのか。

どう伝えるべきなのか。

今晩しっかり考える。

 

院長に話をしに行った時、諸々の理由から、この人にちゃんと注意して、そして注意してもらうのがいいんじゃないかなんて思ってしまった自分がいた。

 

でも違う。

 

伝えるべきは自分。

 

僕が伝えるべきなんだとはっきりわかる。

 

そして思う。

自分が理想として来た、継続的な、与えるだけでない活動は、

”心と向き合う活動”

と文言化できるのではと。

 

 

やっと綺麗に文言化できた。

 

 

明日は心と向き合う朝。

 

そしてバクタプルに向かう。

 

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