日本っていい国やなぁ

今日で僕のネパール生活もちょうど2週間に到達しました!

 

僕が今日何をしていたかというと、相変わらず体調が万全でなく、休息を取っておりました。

 

昨日の夜はいい感じやったんやけどなあー

やはりEVEは根本の課題を解決するためのものではないようです。

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今日の題名は、"日本っていい国やなぁ"と置きましたが、今日は心の底からそれを実感しました。

(ああ、2/3を残してホームシック気味や、、、)

 

自分の体調がなかなか良くならない主な要因として、

・栄養価の偏り

・1日2食が基本の食生活

があるのかなと思います。

 

特に栄養面に関しては深刻で、炭水化物は相当食べていますが、もうなんだろう、感覚から、自分にはタンパク質が足りていない、全然力が入らないってのを感じます。

 

肉が食べたい。

 

ネパールの人はあまり肉を食べません。

僕は今、顔が濡れたアンパンマン状態にあると、実感中です。

 

 

加えて、1日朝晩2食。

14時頃に紅茶と一緒に軽食を食べるというルーティーンが基本のここでは、どうしてもお腹が空きます。

エネルギー不足です、、

 

まあ、これらのことは、自分が日本で生活して来たから少し難しいと感じるだけで、彼らにとっては普通。

子供たちは、日本人は1日3食ご飯を食べると聞いたら、めちゃくちゃ驚いていましたし。

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そんな中、僕の今日の食生活の中心は、日本から緊急時のためと持ってきたインスタント食品たちでした。

 

朝ごはんに食べたのは、

防災食の"尾西おかゆ"

お湯を注いで15分で本格的なおかゆが食べられます。

非常食としての機能に加え、登山のお供としても、人気が高いようです。

 

他に、チキンラーメンや、インスタント味噌汁を食べました。

 

 

思うのは、僕はこれまで、ネパールに来てから、色々なネパール料理を食べて来ましたが、

めちゃくちゃ正直なところ、"尾西おかゆ"が1番うまかった笑笑

 

食べていて涙ぐむくらいにうまかった。

 

おかゆでありながら、

しっかりと食感を残す艶のあるご飯、

素材本来の米の甘さ、

そして彩りを添えるほんのちょっぴりの塩。

 

感動した。

これぞ旨さだと思った。

 

もちろんネパール料理にはネパール料理の良さがあるし、その味付けや調理法が生まれた背景には、様々な文化的、地理的、宗教的な事象があるだろうと思う。

 

だけど、僕は19年間、日本で育って来た。

それはどうしたって変わらない事実。

 

言葉を優しく包むことを辞め、率直に思いを並べるならば、

ネパールのこのスパイシーな風味が僕に取ってfirst priorityになることは決してないだろう。

 

素材本来の味を殺ないよう、控えめに、謙虚に、素朴に作られた日本料理こそが、僕の体を形成する素地であると、真摯に思う。

 

また、もう一つ言えば、インスタント食品でありながら、このクオリティを発揮する日本の技術力の高さ、そして美味しいものを作り出そうとする意識と情熱には、感激してしまう。

 

体調を崩した。

不便なことが多い。

辛い。

どうしたらいいのかわからない。

ネパールに触れている気がしない。

 

でも、そんな時間だからこそ、自分の中の日本人としてのアイデンティティに気がつき、そして向き合った1日であったと思います。

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(なかなか活動面での日記を書けていないのは申し訳ないです🙇‍♂️でも、これはこれでいい体験やなーと笑。早く治します!)